5月にお届けするワイン

Les Vignes Herbel
レ ヴィーニュ エルベル

Tiphaine Rose Petillant Sec
ティフェンヌ ロゼ ペティヤン セック

『ナデージュとローラン』夫妻が始めた『レ ヴィーニュ エルベル』。僅か3.5haの畑から自由で繊細、旨み溢れるワインを造っている。
生産量は僅か8,000本。元々ローランは貿易関係の仕事。ナデージュはコンベンショナルな協同組合で働いていた。
栽培では基本的にビオディナミを採用するが、独自の判断で調剤を使用する。
それ以上に重要視しているのが生物多様性の維持で、2005年から一切の化学薬品は使われていない。
畑の周辺は森が残され、一部には色々な種類の植物を栽培している。

畑はアンジュの南20kmのロシュフォール シュール ロワールに位置する。土壌は黒い粘土質に片岩、シスト、礫、石英が混じる。
表土が白いソーミュールとは全く違う土壌で重く、カベルネの成熟には非常に有利な土壌で、繊細でキレのある鋭いワインではなく、
まったりとした中に濃いエキス感を感じさせるワインを目指している。

Tiphaine Rose Petillant Sec
ティフェンヌ ロゼ ペティヤン セック

50％カベルネ フラン、50％カベルネ ソーヴィニヨン。条件が揃った年にのみ造られるペティヤン。
発酵途中で瓶に移す事で1時発酵の途中でガスを残す手法。ガス圧は毎年異なり、ボトル毎にも違ってくる、天然ペティヤン。
これからの時季、良く冷やして飲むのがおススメ！ポークリエット、サラミなど動物性脂と塩味を感じさせるお肉系の前菜、
シーチキンやゆで卵、オリーブが入ったサラダ、パエリアなどにも◎

La Maison Romanee Oroncio
ラ メゾン ロマネ オロンシオ

Eaux-Vives Blanc  NV
オー ヴィヴス ブラン

ワインライターとして働いていた『オロンス デ ベレール』は、ワイン造りを夢見てボーヌ醸造学校に通い始めてしまう。
醸造学とワイナリー経営のディプロマを取得し、2004年、13世紀から残る歴史的な醸造所跡であるメゾン ロマネでワイン造りを開始する。
※現在はニュイ・サン・ジョルジュの街中に移転している。

醸造学校では経験できない、古典的な醸造を学ぶ為にルーション地方の『ゴビー』とブルターニュ地方の『コント・アルマン』で勉強し、
更に、馬師の下で学んだ。その後、愛車のハーレー・ダヴィッドソンを売ったお金で2頭の馬を購入した。

購入した馬を使って、馬での耕作を請け負う会社を設立し、世界に名だたる『コント ラフォン』、『クロ デ ランブレイ』、『ティボー リジェ ベレール』など、
超優良生産者の畑を耕作し、そのブドウ畑からも学びを得ていた。

現在、前述の顧客や知り合いから、ブドウを購入してワイン造りをしているので、当然、普通には手に入らない、銘醸畑のブドウが手に入るというわけだ。

Eaux-Vives Blanc  NV
オー ヴィヴス ブラン

『シャブリ』、『コート ドールのシャルドネ』、『コート シャロネーズのアリゴテ』の混醸で、更に 2～3 ヴィンテージを混ぜ混ぜ…
要するに余ったワインのミックスワイン。更に余ったワインを中心に味わいのバランスを見て通常キュヴェのボトリング時に、
オー ヴィヴス ブランに足りない要素を持ったワインを足していき、更に熟成。 美味しくなった時点でボトリングする。
発酵は1年間、古樽で野生酵母のみで行い、1年後、アッサンブラージュ（ブレンド）して味わいを整えタンクに入れて更に2年間熟成させる。
オー・ヴィヴスは清らかな水を意味している。

ミネラル、酸が心地いいワインなので、お料理との相性を考えやすいワインです。10℃前後から飲み始め、グラスはブルゴーニュ型。生牡蠣、
クラムチャウダー、柑橘を使ったサラダ、山菜などの天ぷら等々と◎

Laurent Lebled
ローラン ルブレ

Hou la la‼ 2020
ウララ‼

ソミュール シャンピニ出身の『ローラン ルブレ』は、木材の輸出・卸会社を経営していたが、自然を感じながら物を作る仕事をやりたくなり、
2010年7月ワイン造りをスタートし、家族との時間や自分を大切にする生き方に方に変えた。
友人のセバスチャン ボビネやベルナール ポントニエなどが、ナチュラルワインを造っていて、以前から彼らのワインを飲んでいたことも大きく影響する。
蔵は、ソミュールとシノン、そしてブルグイユという、ロワールの銘醸赤ワイン産地の中間に位置する「サヴィニー アン ヴェロン村」にある。
栽培面積は2,2ha。環境を大切に地中の生態系も含めた自然全てが健全であることが何よりも大事と考えて、その畑で自分が精一杯育てたブドウを使うことで、
この蔵独特の一風変わったマセラシオン カルボニック（炭酸ガス浸漬方法）が可能になる。

Hou la la‼ 2020　/　ウララ‼（嬉しい？驚きの表現）

2020年ヴィンテージの特徴である太陽を感じるワインで、ピュアでありながらも、『フルーツがザクザク』グラスに入っているかと思わせる芳香力。
味わい、色合いもしっかりしていておおよそ、ロワール地方のピノノワールではない。豊かな果実味の中にスパイス、火打石、バニラ、洋梨のコンポート
などを連想させる楽しいワイン！まさにHou la la～♪　
冷蔵庫温度から飲み始め、その後は室温で、グラスはブルゴーニュ型。グリルした鶏肉や、ベリー系のソースで仕上げた鴨のローストと相性が◎

Salle de Bains
サルドゥバン

Pain aux Raisin aux Noix
レーズンとクルミのパン

今回はフランスLyon仕込みのブーランジェリー『Salle de Bains』の『レーズンとクルミのパン』を一緒にお届けします！
営業日には行列ができると噂のお店です！

【八王子のフランス仕込みの小さなパン屋】
ブーランジェリー・サルドゥバン
毎週水・金・土営業　open 10:00〜18:00
水曜は食パンと一部のパンのみの販売。
金・土曜は通常営業

〒192-0066 東京都八王子市本町２５−１６
TEL : 042-623-6938