2022年ラスト!ワインセレクション!

Monthly Selection2022年ラスト!ワインセレクション!

Le Jonc Blanc
ル・ジョン・ブラン

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Bulle Rose'21
ビュル ローズ

ワインとは全く縁のなかったフランク・パスカルとイザベル・カルルのカップルが、ボルドーで出会い、恋に落ち
そして生涯の仕事としてワイン造りを選び、一からワインの勉強を始めたのは15年ほど前。
ベルジュラックにサンテミリオンと、ほぼ同じ土壌の通称ジョン・ブランの地にワイナリーを見つけて、2007年からワインを造り始めた

ただ栽培していたのでは他の生産者と変わらないという点にこだわったフランク。より良い品質のワインに仕上がるように
ブドウ栽培に徹底的にこだわり、土壌が健全になるよう微生物が生き生きと活動し、生態系が正しく作動する環境を作ることに専念
その結果、土地の個性を生かした特徴のミネラル分を多く含む健全で良く熟すブドウを栽培することができるようになった

Bulle Rose 2021
ビュル ローズ

V.D.F. / カベルネ・ソーヴィニヨン2/3 セミヨン1/3  柔らかな軽いガス(微々発砲です)を感じるペティヤン
きれいなピンクで優しい飲み口です。エチケットもきれいで、大人気のワイン。いつもすぐ売り切れてしまうので
今年最後にご紹介出来て良かったです!キリリ(7℃ぐらい)と冷やして食前酒にも最適!
カジュアルなランチから和食まで幅広く楽しめる味わいです!

※大きな澱が沢山入っていますが、特に問題はありません

Catherine et Pierre Breton
カトリーヌ&ピエール ブルトン

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Vouvray “La Dilettante” Sec 2020
ヴーヴレイ ラ ディレッタンテ セック

「ピエール・ブルトン」は大学卒業後、1985 年に地元ブルグイユにドメーヌを設立。妻の「カトリーヌ」と 2 人で運営している
設立当初は化学薬品の最盛期であり、政府や大学も薬品を推奨していた。『そんな時、マルセル・ラピエールに出会った
マルセルのワイン造りは何もかも違った。栽培も醸造も。そして思想も。勿論ワインも』。
当時のブルグイユは農薬使用が当たり前の大量生産の産地だった。勿論、有機栽培の導入は皆反対したが、「ピエール」に迷いはなかった
1994 年にはエコセールの認証を取得。畑で使用するのは基本的にコンポストのみ。化学肥料や除草剤は一切使用しない
『ロワールは湿気が多いので他の産地以上に葡萄樹を観察し、自然の声に耳を傾けなければならない。葡萄樹と共に経験することが重要』
葡萄の樹勢は地形を考えながら除葉で光合成の量を調整することでコントロール。夏場には雑草を畑に残し地中の水分量を適正に保っている
1990 年ビオディナミ移行を完了した

Vouvray “La Dilettante” Sec 2020
ヴーヴレイ ラ ディレッタンテ セック

品種:シュナン ブラン     粘土とシレックスが混ざる土壌で樹齢40年、「ヴルヌー シュル ブリンヌ」の畑のみを使用
気温が低い早朝に収穫して冷たい状態の葡萄を収穫し、ソフトプレスでステンレスタンクで発酵
100%ノン・マロラクティック発酵でフレッシュで軽く、毎日飲めるようなワインを目指している

冷蔵庫温度から飲み始め、その後は室温でキープ、グラスは大きい方が◎ リンゴのような果実感と酸があり
蟹やエビなどの甲殻類、フルーツなどを使ったサラダや料理と相性が◎

Le Vent des Jours
ル ヴァン デ ジュール

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Les Calades 2019
カオール・レ・カラド

今月のピックアップワイン!オンラインテースティング会で使います!

マルベックのスペシャリストと呼ばれているローラン・マーレは 、カンヌやクールシュヴェルのホテルでヘッドソムリエ
のキャリアを積んだ後、2018 年に故郷のカオールに帰りました。ローランは馬の飼育の資格を持つ妻と親友のフランソワ・スドローと一緒に
町の上にある台地で土地を購入

標高 380mのこの土地で 8.5Ha のブドウ畑と 30Ha の馬のための牧草地と木材を所有しています。
Fabien Jouves などの協力のもと、ナタリーとローランは馬で畑をたがし、有機やビオディナミ農法でブドウを栽培し病気の予防に専念しています
その哲学は醸造にも及びます。天然酵母で発酵を行い、アンフォラ、木樽やセメントタンクなどを多様な発酵槽を使用、SO2 はできるだけ添加しない方針です

Cahors Les Calades 2019
カオール・レ・カラド

品種:マルベック100% 石灰土壌に植えられた樹齢30年マルベック。ブドウの収穫後、全房のブドウと除梗したブドウを
ミルフィーユ上に重ね、コンクリートタンクがいっぱいになるまでそれを繰り返すというユニークな発酵方法
発酵後に木樽、アンフォラ、ステンレスタンクに分けて9か月熟成させ、更に瓶内で4か月熟成させる

黒に近い紫色、プラム、チェリーやラズベリーのよう果実の香りに加え、なめし革とタバコのアロマ
ヴェルヴェットのよう滑らかさとしっかりとしたタンニンを持ち、ミネラル感、少し塩味が感じらる
鴨や仔羊などのお肉料理や、フォワグラとの組み合わせも面白いです
12℃前後から飲み始め、その後、室温でキープ。縦に長く大きなボルドー的なグラスがお勧めです