土佐酒造 桂月
Sparkling Sake HAO
好
今回ご紹介させて頂きます、土佐酒造のお酒、『桂月 Sparkling sake 好 HAO』は、『ナチュラルワイン愛』と松本さんの台湾のお友達でりビジネスパートナーである『ジョンさん』との友好関係と、そして何より『土佐町の素晴らしいテロワール』があって生れたお酒だと思います。
松本さんは、家業を継がれる前は、酒造蔵元のご子息でありながら、元々食いしん坊、そしてワインがお好きで、よくホテル主催のワインパーティーなどに参加されていたそうです。あるパーティーに参加された時に、フランスナチュラルワインの父、『マルセル ラピエール』のワインを飲まれて、「これは何かが違う」と感じ取られ、そこからナチュラルワインに興味を持たれたそうです。そんな松本さんが、僕のやっていた前店舗Bistro un coupにいらして下さったのは、もう10年以上前だと思います。当時、僕自身は日本酒にそこまでの興味が無く、「日本酒は悪酔いしやすい」、「翌日に残る…」というイメージが、正直ありました。ところが時折、ニヤニヤしながら松本さんが「こんなの造ってみたから吞んでみて~」と持って来て下さる日本酒やスパークリング酒を頂くと、ナチュラルワインのように美味しく、スルスルと抵抗が無く飲めてしまい、気が付くと「あれっ…もうこれしか残っていない」という感じで、嬉しい衝撃を受けたのを覚えています。いまでは自分自身の日本人DNAが年齢と共に増してきて、食べるものも、飲むものも『和』に寄って来ているからかもしれませんが、我が家の食卓には、日本酒が置かれることがとても増えました。
桂月
Sparkling Sake 好 HAO
地元産酒米『吟の夢』を丹念に仕込んだ純米大吟醸酒をスパークリングに。気泡が細やかにクリーミーで幅広い料理との相性に優れ、食中酒としてスパークリング日本酒。開栓時は要注意0℃~2℃(添付のカードを参照)。カナッペ、天ぷら、お造り、塩辛、焼きナス、卵たっぷりゴーヤチャンプルー、戻りカツオ、アサリやハマグリ、貝類の酒蒸しやご飯と合わせて◎ 開けたてキンキンの時は白ワイングラスで、その後は少し温度を自然に上げつつ、折角の純米大吟醸なので、グラスをお持ちであれば大吟醸グラスやブルゴーニュ型などに変えても◎
【土佐酒造について WEBサイトから抜粋しています】
高知県北部の山間地、土佐嶺北地方にて明治10年(1877年)の創業以来146年間、豊かな水と澄んだ空気の中で高品質な酒造りに邁進して参りました。酒蔵のある高知県土佐郡土佐町は、四国の中央部を流れる吉野川の源、四国の水瓶と言われる早明浦湖畔の静寂な自然環境に囲まれています。
地元の棚田で育った酒米による酒造り、生酛・山廃に代表される伝統的技法にも積極的に取り組み、Sake du Terroir “土地の酒” としての「桂月」の酒造りを心掛けております。
【銘酒「桂月」名前の由来】月の名所として名高い桂浜の月
桂浜は古来より月の名所として知られ、「よさこい節」にも唄われている。土佐湾を望む龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸で、松の緑と、五色の小砂利、紺碧の海が見事に調和した高知県を代表する景勝地である。東端の岬には坂本龍馬の銅像が太平洋の荒波に向かって立ち、毎年中秋の名月には高知が生んだ文人大町桂月を偲び、名月酒供養が催されている。