Slection Août 2023

Monthly SelectionSlection Août 2023

土佐酒造

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桂月 Saké Nature

今月のオンラインワインテースティング会 8月27日20:30~で飲みますよ!

ゲストとして、松本社長に登場して頂きます!お楽しみに!!!

松本さんとの出会い

今回ご紹介させて頂きます、土佐酒造のお酒、『桂月Saké Nature』は、松本 宗己社長の『ナチュラルワイン愛』と
『土佐町の素晴らしいテロワール』があって生れたお酒だと思います。

松本さんは、家業を継がれる前は、酒造蔵元のご子息でありながら、元々食いしん坊、そしてワインがお好きで、
よくホテル主催のワインパーティーなどに参加されていたそうです。あるパーティーに参加された時に、
フランスナチュラルワインの父、『マルセル ラピエール』のワインを飲まれて、「これは何かが違う」と感じ取られ、
そこからナチュラルワインに興味を持たれたそうです。

そんな松本さんが、僕のやっていた前店舗Bistro un coupにいらして下さったのは、もう7~8年前だと思います。
当時、僕自身は日本酒にそこまでの興味が無く、「日本酒は悪酔いしやすい」、「翌日に残る…」というイメージが、正直ありました。
ところが時折、ニヤニヤしながら松本さんが「こんなの造ってみたから吞んでみて~」と持って来て下さる日本酒やスパークリング酒を頂くと、
ナチュラルワインのように美味しく、スルスルと抵抗が無く飲めてしまい、気が付くと「あれっ…もうこれしか残っていない」という感じで、
嬉しい衝撃を受けたのを覚えています。

いまでは自分自身の日本人DNAが年齢と共に増してきて、食べるものも、飲むものも『和』に寄って来ているからかもしれませんが、
我が家の食卓には、日本酒が置かれることがとても増えました。

桂月 
Saké Nature

酒蔵のある土佐嶺北地方の棚田にて、有機肥料のみを用いて栽培された特別栽培の酒造好適米を100%使用し、
恵まれた自然環境の中で生酛造りにより仕込んだ純米大吟醸酒です。

Iino Natural Wine Selectionは、ワインを皆様にお届けすることが本分ですが、この非常に暑い日本の夏に、   
食欲が減退する季節に、涼やスタミナを求め食卓に並ぶであろう、冷奴やオクラの和え物、焼きナスショウガ、
ゴーヤチャンプルーなどの夏ご飯には、もちろん、お刺身などにも合いますが、この美味しいSaké Nature
キリリと冷やして、お楽しみ頂けたらと、初めてセレクションに加えさせて頂きました。

松本さんのお人柄が出ているようなお酒ですよ。

【土佐酒造について WEBサイトから抜粋しています】

高知県北部の山間地、土佐嶺北地方にて明治10年(1877年)の創業以来146年間、豊かな水と澄んだ空気の中で高品質な酒造りに邁進して参りました。
酒蔵のある高知県土佐郡土佐町は、四国の中央部を流れる吉野川の源、四国の水瓶と言われる早明浦湖畔の静寂な自然環境に囲まれています。
地元の棚田で育った酒米による酒造り、生酛・山廃に代表される伝統的技法にも積極的に取り組み、Sake du Terroir “土地の酒” としての「桂月」の酒造りを心掛けております。

【銘酒「桂月」名前の由来】月の名所として名高い桂浜の月

桂浜は古来より月の名所として知られ、「よさこい節」にも唄われている。土佐湾を望む龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸で、松の緑と、
五色の小砂利、紺碧の海が見事に調和した高知県を代表する景勝地である。東端の岬には坂本龍馬の銅像が太平洋の荒波に向かって立ち、
毎年中秋の名月には高知が生んだ文人大町桂月を偲び、名月酒供養が催されている。

Bulle Nature Non Degorgement
ビュル ナチュール “ノン デゴルジュモン” 2021

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Les grandes vignes 
レ グラン ヴィーニュ

17世紀から代々土地を引き継いできた現当主のジャン=フランソワ ヴァイランは、『シュナン ブラン』、『シャルドネ』、『ピノードニス』、
『カベルネ フラン』、『グロロー』などを栽培。2008年からビオディナミに転換した。
きっかけは同じアンジュー地方でビオディナミの大家として君臨しているマルク アンジェリ。彼のワインに触れていくことで、
『よりワインの本質に触れる様なワインを造って行かなければならない』、『その為にはブドウをより健全にしていく必要があり、
それに最も適したアプローチがビオディナミ』と感じたという。

ワインは基本的に酸化防止剤無添加で瓶詰めされているが、よくある『添加無し有りき』のワイン造りではなく、
その時にワインが持つエネルギーや状態、ヴィンテージに応じて、必要があれば酸化防止剤は微量なら入れる事も躊躇わない柔軟な考えを持つ。 

Bulle Nature Non Degorgement 2021
ビュル ナチュール


“ノン デゴルジュモン” 品種:シュナンブラン40%、グロローグリ40%、カベルネ フラン20%(ペティヤン ナチュール)土壌:粘土・砕けた貝殻、片麻岩石

白濁した濃い乳白色の外観。ガス圧が強いので抜栓時にはよく冷やす。白い花や洋梨の様な可憐でエレガントな香りが拡がりつつ、
引き締まった感じが強くドライな仕上がりで旨味もジワジワと感じられます。レモンやライムを絞って食べるような料理に合う。
サーモンマリネ、タコと野菜のマリネ、鮎やカマスなどの塩焼き、若鶏のレモン煮、ホタテ貝のムニエルなど、幅広く合わせて◎
冷蔵庫温度から飲みはじめ、その後飲みきりの場合は室温でもOKです!白ワイングラスで。

DOMAINE ENGEL
ドメーヌ・エンゲル

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Riesling 2021
リースリング 

 

 850年の歴史を持つオルシュヴィレール村のオー・クニグスブーグ城の麓に建てられてこのドメーヌ・エンゲルは、1958年に設立された。今現在は1995年生まれのピエールと、彼の兄であるジャックが経営しています。畑作業は兄が、ピエールは醸造に情熱を燃やしています。所有する13ヘクタールのうち8ヘクタールはグラン・クリュのプラエラテンベルグにあり、他はその周りを取り囲むように広がっています。

二人はそれぞれ大学へ行き、卒業後、「マルセル・ダイス」や「オステルタグ」と言う名生産者のところで修行を始め、ブドウ栽培免許を獲得。オステルタグの影響で、ジャックは畑にビオディナミを取り入れていおり、2022年からはデメテールラベルを取得。彼らのファーストヴィンテージの2018年。2021年は今までで最高の出来の年だ。彼らはワインによってラベルを変えていて、彼の友達がデザインしたり、イタリアのアーティストに頼んだりとさまざま。ピエールは直感やフィーリングを大切にしがら、ワイン造りに向き合っています。

Riesling 2021
リースリング 

グラン クリュのプラエラテンベルグの区画と、ローマ街道沿いで、最高の区画と言われるリースリングから造られる。全房で6~8時間かけてゆっくり圧搾。ステンレスタンクで11ヶ月澱と共に発酵熟成させる。白い果実と柑橘のアロマ。フレッシュでありつつふくよかな果実味があり、バランスの良い暑い夏に、良く冷やして飲みたいワイン。同梱の「ビュールナチュール」が緑の柑橘であるとすると、このワインは金柑やミラベルのような黄色が入ったイメージ。
冷蔵庫温度から飲み始め、白ワイングラスでフレッシュ感を味わいつつ、そのまま室温に置き温度を上げて、グラスを大きいのに変えてボリューム感を味わうのが出来る2面性を持ったワイン。

フェタチーズと柑橘のサラダ、夏野菜のマリネ、小海老のカクテルや炒め、手長海老、ザリガニなど海老系甲殻類、ハッカクを使った豚の角煮、ゴーヤチャンプルーなどと◎色々試してみてください!